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逗子の合唱祭を聴いて

 投稿者:夢でハモール  投稿日:2012年10月27日(土)21時50分2秒
  初めに、訂正とお詫びです。先日、投稿した文中と写真のスカイタワーはスカイツリーの誤りでした。訂正が遅れたことをお詫びいたします。

鎌倉の合唱祭より一足早く、今日(27日13:30)逗子のなぎさホールで合唱祭がありました。62回目の今年は12団体の参加がありました。混声が2団体、女声が8団体、男声が2団体で、みなそれほどレベル差のない演奏内容でした。混声も含めて、男性もがんばっていました。人数で見ると逗子混声が最も多く、41名中男性18名。次いで、男声合唱団「フィーリング」の17名。男声合唱団「シャンティ湘南」が10名のアンサンブル。少ない所で、逗青ハーモニー(混声)の2名といった具合でした。

なかでも、シャンティ湘南はパレストリーナの「O Bone Jesu」等の宗教曲をア・カペラで歌い実力ある歌唱が受けていました。安定したバスの支えと、テノールのファルセットがきれいに響いていたようです。また、フィーリングの17名は童謡「どんぐりころころ」を愉快なアレンジで面白く聴かせたり「芭蕉布」を男声らしいハーモニーで聴かせました。

男声合唱の2団体は譜面持ちで歌いましたが、他の団はみんな暗譜でした。女声コーラスはそれぞれにきれいな衣装でなかなか見栄えのする姿でした。ワンダーコーラスという19名の女声コーラスでは、「花に寄せて」から、みょうがと、てっせん・どくだみを歌っていました。女声版で聴くと、だいぶ感じが違って聞こえますが、これもなかなかいいものでした。

全体を聴き終って感じた点は、言葉の発音に課題が残る団もあったことです。その点、自分でも気をつけなければと思いました。最後に、大震災復興支援ソング「花は咲く」を全合唱団が願いを込めて歌いました。4時半閉会。さて、11月4日は我らもがんばりましょう。
 
 

東京混声と湘南フィル合唱団の宗教曲

 投稿者:ユメデ ハモール  投稿日:2012年10月21日(日)15時06分33秒
  20世紀ハンガリーの作曲家リゲティのレクイエム(18日、オペラシティーホール)と、メンデルスゾーンのオラトリオ「聖パウロ」(20日、すみだトリホニーホール)を相次いで聴いた。どちらも印象に残る演奏であった。

リゲティは1923年、ルーマニア(現在はハンガリー領)に生まれ、33歳の時、ウィーンに亡命している。若いころ、バルトークの影響を受けたり、電子音楽に取り組んだり、独自の音楽技法を生みだしたりと、多彩な経歴の持ち主である。今回聴いた曲は、そんな点で、大変面白かった。

この日の演奏は、東フィル定期演奏会で、東京混声との共演でもあった。内容は下記の通り。
            ルーマニア協奏曲(オーケストラ)
            ルクス エテルナ(無伴奏合唱)
            アトモスフェール(オーケストラ)
            レクイエム(合唱、ソロ、オーケストラ)
      指揮 ヤーノシュ・コヴァーチュ ソプラノ 天羽明恵 メゾ 加納悦子

1曲目はルーマニアの民族音楽を素材としたバルトーク風な楽しい曲。次のアカペラによるルクスエテルナ(永遠の光)からは、リゲティの本領が発揮される。各声部が半音程で重なったり、少しずつずれたりして響かせる声の絡み合いが、独特の効果を生む。
また、長い音で時間が止まったように歌われるが、聴いていると意外に広がりを感じる。これこそ、永遠の光なのであろう。
最後のレクイエムは変化に富んだ曲であった。聴き取れないほどのppで男声が歌い出す。半音の重なりにも不思議な魅力を感じる。中間で、楽器やソロ歌手が激しく、狂ったように演奏し、それに合唱も応える。やがて、静かに重なり合う女声合唱で終わる。約25分ほどの曲であった。

こういう現代曲の演奏にかけては、さすが東混(60名)である。その表現力といい、テクニックといい、東混に敵うものはなさそうである。東フィルとの相性も緊密である。
          *    *    *    *    *    *
昨日聴いたオラトリオ「聖パウロ」は今回初めて聴く曲であった。合唱団の一員として、牧神の中村さんが出演されている。また、土肥さんの奥様もソプラノパートで歌われていた。
これは、2時間を超す大曲であるが、メンデルスゾーンらしく、どの部分の旋律も和声も心地よい。また、メンデルスゾーンが影響を受けたバッハからカンタータ「目覚めよと、呼ぶ声あり」の部分も用いられている。

曲全体は2部に分かれ、1部の後、休憩が入る。指揮は松村努、オケはグロリア室内オーケストラで、120名ほどの合唱と、45名ほどのオケが良く調和しての熱演であった。とくに、民衆役、信徒役、コラール等歌い分ける合唱は最後まできれいな響きであつた。丁寧に、字幕も出ていたが離れた客席からはよく見えなかった。前半サウロ、後半パウロ役のソロを受け持った福島明也のよく響くバスもすばらしかった。大ホールでの演奏であったので、正面のパイプオルガンも有効に使われていた。

終わって、錦糸町駅まで歩く途中、わりと近い所にライトアップされたスカイタワーがきれいに聳えていた。
 

定期演奏会のご案内

 投稿者:東京リーダーターフェル1925広報担当広山  投稿日:2012年 9月12日(水)09時45分31秒
  掲示板への投稿失礼致します
男声合唱団【東京リーダーターフェル1925】定期演奏会のご案内を申し上げます。当合唱団は設立1925年と古く、ドイツリーダーターフェル合唱運動に感銘した数人が立ち上げ、定期的にドイツとの交流(今年6月訪独3公演)、また、後年、韓国男声合唱団が加わり(2013年6月日韓合同演奏会)交流を続けております。2015年には90周年、2025年には100周年にむけて、新しい世代とともに合唱の喜びを広げてゆきたいと考えております。
≪プログラム≫
①男声合唱とピアノのための『赤い鳥小鳥』北原白秋作詞、信長貴富作曲
②(初演)池田規久雄氏提供による委嘱作品 宮澤賢治作詞、鈴木憲夫作曲『イーハトーブファンタジー』
③当合唱団に縁の深い(元団員でもありました)故三木 稔先生を偲び・・・合唱による風土記「阿波」
④男声合唱組曲 草野心平作詞、多田武彦作曲「富士山」
なお、ご招待の企画を致しました。先着20名様(指定B席:1合唱団2名様まで)でございますが、
何卒、よろしくお願い申し上げます。
・日時:2012年11月17日(土) 14時開演(13:30開場)
・場所:すみだトリフォニーホール(大ホール)
≪ご招待≫
・ご希望枚数・お名前・住所・電話番号・Eメール・Faxを記入の上、お申込ください。
・申し込み先 ★Fax:043-287-6902(広山)★Eメール:fl-hiros1680@m5.gyao.ne.jp(広山)
・申込期限:2012年10月20日
東京リーダーターフェル1925
定期演奏会PJ広報担当広山

http://www.tokyo-tafel.com/

 

ヘンデル・メサイア&モツレク海外演奏会のご案内

 投稿者:ジョイントコンサート国際委員会  投稿日:2012年 9月11日(火)14時44分6秒
  突然の書き込みにて失礼いたします。


私どもジョイントコンサート国際委員会ではドイツとクロアチアで開催の次の2つの演奏会について主催者に協力し、日本から参加いただく合唱シンガーを募集いたします。

■ヘンデル・メサイア世界合唱祭 - ハレ(ドイツ)
2013年2月23日(土)ヘンデルの故郷ハレのヘンデルホールに世界各国から450名のシンガーを集めメサイア演奏会を開催。終了後、各国の参加者と交流会。

■モーツァルト・レクイエム - ザグレブ(クロアチア)
2013年3月5日(火)首都ザグレブの同国最大のリシンスキーホールにてクロアチア共和国大統領府後援のもと日本・クロアチア国交樹立20周年記念・東日本大震災追悼の演奏会を開催。両国のオーケストラ&合唱メンバーによるジョイントコンサート。

詳しくは資料をご請求ください。
あるいは私どものウエブサイトにてご覧ください。
(「ジョイントコンサート」で検索いただきますと、トップに出てまいります)
ご参加をお待ち申し上げます。


《問い合わせ・資料請求先》
ジョイントコンサート国際委員会
事務局 垣沼佳則 稲井久美子
jointcon@vesta.ocn.ne.jp
Tel. 03-5425-2326

 

有難うございました!

 投稿者:篠原守行  投稿日:2012年 9月 9日(日)23時15分18秒
  本日は大磯混声合唱団第25回定期演奏会が無事終了いたしました。
佐藤望先生のご指導を受けての最初の定期演奏会でしたが、
ゆり先生初めパンの皆さまのご来場並びにご声援を賜り
厚く御礼申し上げます。
お陰様にて私達も楽しく歌うことができました。又
田中正美さんにはDVDやCDの制作にも携わって頂くことも含め
同じグループ合唱団としての連携の深ささえ感じております。
終了後の打ち上げでは団員の望先生に対する感謝の気持ちや
ラブコールなどで大変な盛り上がりでした。
尚、次回30周年記念演奏会にはビバルディーのグロリアを主として
練習がスタートします。
特に男性団員の入団は大歓迎です。篠原宛お問い合わせください。
本日は遠路多数の方にお越しいただきまして本当に有難うございました。
 

音楽の不思議

 投稿者:小原 昭  投稿日:2012年 7月22日(日)08時18分8秒
  2012,7,10パンは、新しい曲集「歌の万華鏡」を歌うことになりました。新しい曲集は、子供の頃、新しい教科書を手にした時の感覚をよみがえらせます。どんな曲だろう。どんな歌詞だろう。早く歌いたい。ぺらぺらとぺーじをめくってみるなどと、同じ感覚です。
所で、今回は、とても不思議な感覚に陥りました。1曲目の「浜千鳥」バスパートの旋律は、それほど難しくはないのですが、はじめ、その和声にうまくなじめない自分を発見して驚きました。と言うのは、、約1年間、新実先生作曲の「花に寄せて」を歌ってきた為か、新実先生の、重厚華麗な和声進行と歌詞のすばらしさ、リズムなどが、体に染み付いていて、その切り替えが、なかなか難しいことに気づいたのでした。自分としては、はじめての体感でした。
ただ、新しい曲も練習し始めると、それはそれで、また別の楽しさが生まれます。どの曲も、聞いたことのある、歌ったことのある曲ですから、必ず、どのパートにも旋律の一部があらわれます。しかも、今度の編曲は、時々、日本旋法的な手法が使われ、転調や、半音階進行も多く、それが、また、微妙な世界を作っています。これもまた楽しいことです。音楽って、不思議ですね。
 

貴重なオープニング写真

 投稿者:小原 昭  投稿日:2012年 6月24日(日)06時50分48秒
  「パン」のホームページを開き、普通の掲示板を開くと、「パン」22人の姿が写しだされます。まだユニホームも決まっていなかった、懐かしい写真です。でも私はこの写真を大切にしたいと思っています。22人中、それぞれのご都合で、お辞めになった方々5人も写っています。「パン」の原点を見ている思いです。時々、ホームページの方は、オープニング写真を変えてしまうことがありますが、この写真はぜひいつまでも、使い続けてほしいと思っています。  

吉田秀和さんのこと

 投稿者:音知  投稿日:2012年 6月 2日(土)11時04分22秒
編集済
   日本の現代的音楽評論の方法を確立した草分け的な存在といえる吉田秀和さんが、5月22日、98歳で亡くなられました。西洋音楽を、趣味的、教養的に外側からとらえて論ずる、いわばデイレッタント的な評論が一般的であった音楽評論の世界に、楽譜の綿密な読み込みを踏まえて、音楽を構造的、内面的に分析しながら作品や演奏の特徴を、文学や美術に対する深い造詣を背景に独特の味わい深い語り口で解き明かす評論の手法が大変特徴的で魅力的でした。
 そしてそれまでは西欧で確立した権威や評価を解説し紹介することを主要な役割とするような評論が主流であった日本の音楽評論界にあって、独自の感性と洞察力を持って新しい音楽、演奏の発見、紹介に努めた人として知られています。
 グレン・グールドが昭和30年代初めころ日本のレコード界に登場した当時、そのエキセントリックな演奏スタイルのゆえに日本の評論家に受け入れられなかったときに、一人その才能をいち早く取り上げて日本に紹介したのは有名です(1954年版のゴールドベルク変奏曲の録音)。
 その吉田秀和さんが94歳の時に書き起こした4部作「永遠の故郷」という本が昨年1月に97歳で全4部完成して出版されました。
 この本は吉田秀和さんが唯一「歌曲」を中心にして書き下ろされた労作です。副題が、第一部「夜」、第2部「薄明」、第3部「真昼」、第4部「夕映え」となっています。
第一部「夜」を読みますと、リヒャルト・シュトラウスの「4つの最後の歌」から書き起こしています(厳密にいうとその前にエピローグがありますが)。
「4つの最後の歌」は文字どうりR・シュトラウス最晩年の作品で、ヘッセとアイヒェンドルフの詩により、オーケストラ伴奏つきで書かれた歌曲ですが、4曲がそれぞれ「春」、「9月」、「眠りにつくとき」、そして「夕映えの中で」となっています。
 吉田秀和さんは4部からなる「永遠の故郷」を、R・シュトラウスのこの歌曲集になぞらえて、自らの最後の著作として構想されたと明らかに想像できます。
 ドイツ語原詩と楽譜を駆使して、作品の内面を掘り起しつつ、若い時代の回想やドイツ留学中の体験などを織り交ぜて味わい深い文章となっています。
 吉田秀和さんは歌曲とは言葉と音楽が寄り添う作品、今まで歌のことを書かなかったのはまだ難しかったから、と素朴な表現で語っておられます。
 「言葉と音楽が寄り添う芸術」これこそ音楽の本質をなすもの、声楽を伴わない器楽曲や合奏曲もその本質は同じこと、と考えられており、それだけに歌曲について論じることに慎重であり続けられたのでしょう。そしてR・シュトラウスと同じく生涯の集大成として4部作「永遠の故郷」を書き上げられたのだと思います。
 私は第1部を読み、4部作の構想を知った時、当時94歳という年齢から、正直はたして無事まっとうされるだろうかと、心配になりました。しかし97歳にして見事に完成されました。今更ながら感服、尊敬の念を新たにしました。
 なお1971年から40年にわたってNHKの「名曲のたのしみ」の放送をあの独特の語り口でついこの間5月上旬まで続けられており、98歳にしてまだまだ元気と感服しておりましたので、今回の訃報に接し大変残念ですが、見事な仕事をまっとうされ大往生されたことは誠に喜ばしく、うらやましくも思います。

 翻ってわが男声合唱団「牧神」のことを思いますと、決して負けることなくきっと素晴らしい人生の成果をあげられるであろう人たちの顔が数多く目に浮かびます。頑張りましょう。

 なおご存知のかたも多いと思いますが、吉田秀和著「永遠の故郷」全4部は集英社から出版されています。
 

純度の高い音楽

 投稿者:Leo  投稿日:2012年 3月26日(月)08時51分43秒
  先日芸術館で、NHKカジュアル・クラシック・コンサートを聴きました。
素晴らしく純度の高い音楽でした。

曲は、チャイコフスキーの「くるみ割人形」 ベートーヴェンの「ピアノ三重奏曲」 ハイドンの「弦楽四重奏曲」シューマンの「ピアノ五重奏曲」の他にカジュアルなクラシック曲13曲。

演奏者はNHK交響楽団のヴァイオリン、ビオラ、チェロの奏者6人でした。

リズム、音程、強弱は勿論のこと、Presuto,Legato,音の緩慢の度合いが純度の高い演奏でした。

パン男声合唱団においても、せめてリズムと音程は純度の高い演奏を目指したいものだと感じた次第でした。
 

武蔵野でショスタコーヴィッチの「24の前奏曲とフーガ」を聴いて

 投稿者:音知  投稿日:2012年 2月23日(木)18時49分40秒
   2月21日「牧神」の練習が終わってから、はるばる武蔵野までドライブし、武蔵野市民文化会館小ホールで、20世紀ピアノ音楽の大作を聴きました。
 デイミトリイ・ショスタコーヴィッチが1950年J・S・バッハの没後200年の記念の年に作曲した「24の前奏曲とフーガ」全曲演奏です。バッハの「平均律ピアノ曲集」に倣って12平均律の全調性による前奏曲とフーガをセットにした構成の作品ですが、ショスタコーヴィッチがピアノという楽器の可能性を最大限にひきだして自身の音楽の精髄を凝縮して醸し出す代表作のひとつと思います。
 1950年といえばスターリンの恐怖政治のさなか、生涯祖国ロシアにとどまり、体制による圧迫と芸術的良心との葛藤の中で作曲活動を続けたショスタコーヴィッチにとって、ブルジョワ的、形式主義的音楽という批判をあびて苦悩する時期でした。
 そうした批判に対して体制に迎合するかのように装ったと思われる オラトリオ「森の歌」と前後して作曲されたこの作品は「森の歌」とは対称的に、バッハの「平均律ピアノ曲集」を想起させる純粋に音楽的技法を駆使した知的音楽の構築を目指すというスタイルによって政治的な批判をかわすと同時に、その中にショスタコーヴィッチの芸術的良心の実現を企てるという深刻な意味を含んだ作品であろうと思います。
 公開初演がバッハ没後200年祭の記念コンサートで「平均律ピアノ曲集」を弾き優勝したタチヤーナ・ニコラエワによって演奏されたというのも意味深いことです。
 今回の演奏は今年40歳になる中堅のピアニスト、ロシアのアレクサンドル・メルニコフで、2回の休憩をはさんで3時間を超す演奏でした。聴衆も3時間を通して緊張の持続を強いられるようなタフな演奏でしたが、音楽は様々な自由な形式を織り交ぜた変化に富む前奏曲と厳格なポリフォニーによるフーガの対比がダイナミズムを生む作品で、特にフーガには深い思索的な特徴を持った曲が多く、演奏者が、曲と曲の合間にしばし黙考するような時間があって印象的でした。そして終曲の第24曲ニ短調は壮大な2重フーガの力強い響きで3時間の長大な演奏が締めくくられました。聴き終わった瞬間の印象は強烈でした。
 ブラボーと拍手が引きやまない中、こうした演奏会ではアンコールはないだろうと、またあってもこの終曲の余韻を乱されたくないと、早々に会場をあとにしました。

 消極的で保守的な企画に陥りがちなのが公設の文化施設の通例ですが同時に民間施設では難しいような自由な企画も可能なのが公設の施設であるとも云え、そういう意欲的な企画を実現しているのが武蔵野市民文化会館です。
 私がこれまで聴いた演奏会で最も特徴的な企画として、古い順にあげると、ショスタコーヴィッチの弦楽四重奏曲全15曲の昼夜にわたる全曲演奏(休憩を含めて約12時間かかった)、20世紀の宗教的ピアノ作品の大作オリビエ・メシアンの「みどり子イエスにそそぐ20の眼差し」全曲演奏、バッハの「平均律ピアノ曲集1,2巻」を1日で弾く全曲演奏、そして今回のショスタコーヴィッチの「24の前奏曲とフーガ」全曲演奏、そのほかチケットが入手できなかったりで聴けなかった演奏会が数多くあります。
 いずれも武蔵野市民文化会館独自の企画による1回だけの演奏会で、同じ演奏者の他のホールでの半額程度の破格の低料金による演奏会です。ちなみに今回のチケットは全席指定2、000円でした。ほとほと感心します。
 世界文化遺産登録を目指す国際的文化都市わが鎌倉の芸術館にもぜひ頑張ってほしいと切に願うものです。

 なお武蔵野は鎌倉から少々遠いのでお薦めするのも気が引けますが、今はインターネットで直接公演の情報取得、チケットの予約もできますので感心のある方は検索して見られたらとご案内します。
 

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